就職戦線異状なし [日本映画専門チャンネル] [映画]
久々の記事がTVじゃなくてすみません。
と、いってもCSの日本映画専門チャンネルなのでデジタルTVには違いない。
1991年公開。
約20年前のバブル絶頂期の就職事情を描いた作品。
ちなみに私が初めて買ったCDがこの映画のテーマソングの「どんなときも。」(槇原敬之)なのだが、本作は観たことがなかった。
当時は8月から会社訪問開始、11月内定解禁という就職協定があった。
とはいえ学生の超売り手市場にあって、協定破りのセミナーや模擬面接(と称した採用面接)の青田買いに始まり、内々定者に対する接待や海外研修(他社の採用活動からの隔離)などの囲い込みなど、(2007~2008年はごく一部であったらしいが)今就職活動をしている学生からしたら冗談のような情勢だったのだ。
まったくこんな時期にこんな作品放送するかね、と言いたくなるような内容なので現在就職活動中の人は観ないほうがいいと思う。
正直言って文系学生の就職事情は全く知らない(興味もない)のだが、まだ終身雇用が当然だった時代であり「新卒の就職=生涯所得が決まる」という中での学生達の嬉々悶々というのは、これはこれで青春群像劇だなぁ、と感じさせる。
しっかし、この時の坂上忍は劇団ひとりに似てるなぁ・・・
フジテレビ系だけあってそこはかとなく軽薄な感じを醸している分、キャッチコピー「なりたいものじゃなくて、なれるものを捜し始めたら もうオトナなんだよ…」がやけに重い。
この映画をどう観るかは人それぞれだが、個人的にはバブル期の異常な就職/採用活動を収めた擬似ドキュメンタリーとして楽しめた。
金子修介公式http://www.shusuke-kaneko.com/f_graphy/filmography/shushoku.html
日本映画専門チャンネルhttp://www.nihon-eiga.com/prog/001069_000.html
と、いってもCSの日本映画専門チャンネルなのでデジタルTVには違いない。
1991年公開。
約20年前のバブル絶頂期の就職事情を描いた作品。
ちなみに私が初めて買ったCDがこの映画のテーマソングの「どんなときも。」(槇原敬之)なのだが、本作は観たことがなかった。
当時は8月から会社訪問開始、11月内定解禁という就職協定があった。
とはいえ学生の超売り手市場にあって、協定破りのセミナーや模擬面接(と称した採用面接)の青田買いに始まり、内々定者に対する接待や海外研修(他社の採用活動からの隔離)などの囲い込みなど、(2007~2008年はごく一部であったらしいが)今就職活動をしている学生からしたら冗談のような情勢だったのだ。
まったくこんな時期にこんな作品放送するかね、と言いたくなるような内容なので現在就職活動中の人は観ないほうがいいと思う。
正直言って文系学生の就職事情は全く知らない(興味もない)のだが、まだ終身雇用が当然だった時代であり「新卒の就職=生涯所得が決まる」という中での学生達の嬉々悶々というのは、これはこれで青春群像劇だなぁ、と感じさせる。
しっかし、この時の坂上忍は劇団ひとりに似てるなぁ・・・
フジテレビ系だけあってそこはかとなく軽薄な感じを醸している分、キャッチコピー「なりたいものじゃなくて、なれるものを捜し始めたら もうオトナなんだよ…」がやけに重い。
この映画をどう観るかは人それぞれだが、個人的にはバブル期の異常な就職/採用活動を収めた擬似ドキュメンタリーとして楽しめた。
金子修介公式http://www.shusuke-kaneko.com/f_graphy/filmography/shushoku.html
日本映画専門チャンネルhttp://www.nihon-eiga.com/prog/001069_000.html
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